Syrup 16g Tour2019【SCAM:SPAM】10/18(金)名古屋CLUB QUATTRO
行って参りました。
出入り口のあたりに置いてある看板撮り忘れた…無念。
金曜日なのでいつも通り1限から4限まで学校に行き、その後パルコへ。
朝家を出るとき、雨が降ってたから長い傘を持ってたんだけど、雨の日のライブハウスなんて行ったことないから傘の処遇について悩む。
一応「名古屋 クラブクアトロ 傘」とかで検索してみたけど有力情報なし。
雨の日のスタンディングは折りたたみで行きましょうとのこと。
いやーーー間違いないわ。
次からはそうします。
で、今日はどうしたかというとパルコ東館B1Fの出入り口を出てすぐのところにある500円ロッカーに預けました。
あの大きさなら長い傘でも入ります。
後々わかるんだけどクラブクアトロ内にも傘立てあります。
9階のコインロッカーにも傘立てあります。
でもやっぱり折りたたみで行って小さいロッカーに預けるのが一番いいと思う。
そんなこんなで6時45分。
今回の整理番号は55番でした。
ひえーーーーー良すぎでしょ。
良すぎて怖いんだけど。
入場が始まって2、3分で呼ばれる幸せ…。
罪深い。
チケットをもぎってもらい、ドリンクチケットを受け取り会場へ。
さすが55番、まだ全然客いない…って書くと嘘になるけど、こんなに客がいないライブハウスって初めて見た!
さすがに最前は埋まってたけど、なんと2列目をゲットできました!!!!!
ちか!!!!!!ちかすぎる!!!!
ゼップのスピッツやボトムラインの小山田壮平のときも、ちか!!!!って思ったけど本当にレベルが違う。
どれぐらい近いかっていうと五十嵐の汗が見えるぐらいです。
つたう汗も飛び散る汗も見えました。
タオルでわしゃわしゃ顔拭いてました。
照明とかあるし暑そう。
なんかこう書くと変態みたいで気持ち悪いけどそれぐらい近かったんだよって言いたいだけなので…。
ただその分「押し」もやばやばでした。
シロップファンが熱いからなのか、最前(しかもセンター)だからそうなったのかはわからないけど、本当にしんどかった。
入場中に「前詰めてくださーい」ってスタッフさんが言ってて、えーもう余裕ないよーって。
みんな詰めるからその時点で腕とかギューギューで辛かった。
しかも隣の人が体よじったり揺れたりしながら話してたのでその度にギューギューされてしんどかったです…。
インドの満員電車状態だから一つ一つの動作が周りに影響するんですよね…。
ライブ始まったら割り切るけど。
ついでに書いておくと、できれば香水もつけないでほしい…。
フローラル系の香水をつけてた人がいて、フローラル系ってただでさえ好み割れると思うのに、むんむんする人いきれとか微妙な体臭とかと混ざってきつかった。
椅子席ならパーソナルスペースが確保されてるからまだ許されるのかもしれないけど、オールスタンディングでもみくちゃになることが予想されるような激しいライブでは強い香水は避けるべきだと個人的に思います!
推しに会うときは一番可愛い私で会いたいって気持ちはめちゃくちゃわかる、わかるけど見た目だけにしてくれ~~~。
あと女の子の髪型についてなんですけど、結んでくれー!
前の人の髪が私の顔にバッサバッサあたって鬱陶しかったです。
その方はボブとショートの間ぐらいだったから結びにくいのはわかるんだけど、ハーフアップで表面の毛まとめるだけでも違うと思うので…。
暴れる人は結んでほしいです。
最前の戦場を体験して思いやりの大切さを学びました。
後からTwitter見たらモッシュが起きていたそうで、それに巻き込まれていたのかもしれません。
あれがモッシュ…こわい……。
ではライブ自体について書きます。
以下セトリネタバレありです。
シロップにわかなのでラップ並みに薄い感想だと思うけど許して。
とんちんかんなことばっかり書くと思うけど許して。
記憶あやふやな部分あるから間違ってても許して。
照明がとてもよかったことは覚えててそれには言及していくけど、この曲だった気がする程度で書いてるので間違ってたらごめんなさい。
SEはvirgin suicide。
くそにわかなので月になってかと思った。
会場SEが止んで客電が落ちて、この曲がかかって舞台上が青い照明で照らされてた。
海底に沈んだような厳かさ。
エモいですエモすぎる。
一番の盛り上がりのところでメンバーが登場してかっこよかったです。
これまでSEに合わせてメンバーが登場するライブに行ったことがなかったから新鮮だった!
自分たちの魅せ方をわかっておいででとても良いですね…。
1.天才
さて本編。
うひょ〜!
いきなり飛ばすねえ!!
天才かっこいいよね…。
Aメロのうねうねした感じが癖になる。
サビで爆発。
サビで照明が真っ白になって舞台上が白飛びして、シルエットが見えるか見えないかぐらいだったんだけどそれがまたかっこよかった。
2.ソドシラソ
アップテンポな曲が続きます。
天才から間髪入れずにソドシラソへ。
この繋ぎかっこいい。
バンドっていいなあって思った。
ギターもベースもドラムもくっきり聞こえて、1+1+1が3じゃなくて∞になってるのすごいなあ。
3.神のカルマ
4.Sonic Disorder
ライブだと長いイントロもめちゃくちゃ楽しいよね。
演奏に見惚れる、聞き惚れるタイム。
色がついてないシンプルな照明だけになる演出がかっこよかったです。
そのまま映像に残すだけでMVにできそうなレベル。
ここでMC。
MCは中畑さんが一人で喋ってました。
暗闇の中から手振ってるの。
え、なに、可愛くない?可愛すぎない???
両手ふりふりしながら「こんばんはー」って。
楽屋で、始まるのを待ってるお客さんの声が聞こえて、それがすごく楽しそうだったよ、だそうです。
あの待ち時間好き。
それとそれと、「初めての人いますか?」って。
で、手挙げた人のほう向いて、手ふりながら「はじめましてー」って言ってくれるの…。
もちろん手挙げて全力で振り返したよ。
こんなん好きにならないわけがなくない???
時々、自分の気持ちを客観視して、これトラウマになるな、とかこれずっと心に残るな、とか思うことがあるんだけど、この初めましてタイムがまさにそうでした。
落ちた。
心がめちゃくちゃになってしまった。
私の好きなバンドってだいたいボーカルが作詞作曲してるから、ボーカルは神で楽器隊は天使みたいな認識があったんですね。
なのでボーカルうおおおおおおおおおおおってなることはあったんですけど、楽器隊にここまで熱を上げてしまうのは初めての経験なのでどうすればいいかわからない。
助けてくれ。
あと雨がどうのこうのって話してた。(当日は雨降りでした)
5.君待ち
Twitter見たらこれまでの会場ではやってなかったそうで。
COPYからの1曲。
雨関連のMCから「雨の中君笑ってんの」ってうまーーーーい!
君待ちいいよねぇ。
君待ちに限らないんだけど、横向いてコーラスしながらドラム叩いてるドラマーって色っぽくない?????
神聖なライブの場で何考えてんだ、どんな目で演者を見てんだって話ですよね、重々承知しております。
それでも書かずにはいられなかった。
反省はしてます。
6.Honolulu★Rock
明るい曲調。
君待ちが重い曲なのでちょっと気分転換といったところでしょうか。
7.回送
8.月になって
これ聞けて嬉しかった…。
なんかすごく「赦されてる」気がした。
サビの
「君に間違ったことはなく 道を誤ったこともなく」
で特に感じた。
救われはしないんだけど、自分という存在を赦された気がした。
パワーがすごかった。
生きてていいんかって思った。
ありがとう…ありがとう…。
9.イマジン
10.テイレベル
11.ハミングバード
アコギ曲。
このアコギがすごく可愛かった。
ハチドリの彫刻がおしゃれ。
インテリアとしてもハイレベルなのではないでしょうか。
演奏について書くと、この曲はベースがすごくよかったです!
メロディラインを弾いていた…のかな…?
アコギだからベースが強調されて聴こえて高まった。
しっかりしたベースラインが土台を作ってくれてるから、立体感が生まれてる…んだと思う。
歌うようなベースってこういうことか~!と感じました。
12.scene through
本編ラスト。
明るい曲で終わられると淋しくなる。
アンコール
アンコールの衣装は五十嵐と中畑さんは「詐欺」Tシャツで、キタダマキさんはAタイプのTシャツ。
蛇足だけどキタダマキさん、ファンの人からマキリンって呼ばれてるじゃん。
かわいいあだ名なのに演奏姿の職人っぷり。
ギャップにしびれた。
13.(I'm not)by you
i'm not by youって寂しい言葉なのになんでこんなに優しい曲になるの?
サビなんて特にたゆたうような柔らかい空気感だったよ。
本当にきれいだった。
これ生で聴けたの贅沢だなあ。
14.変態
サビのメロディがかっこいい。
15.パープルムカデ
この曲クセになるよね。
サビ前一瞬無音になるのがかっこいい。
戦場で死んだムカデよ~で弾き語りみたいになってバンド構成になるの好き。
照明はピンクっぽかった。
16.リアル
ダブルアンコール
17.根ぐされ
ダブルアンコールなんて体験したことなかったから新鮮だった!
アンコールのとき五十嵐が「また来るからまた来てね」って言ってた…。
チョロい人間だからそんなん言われたら、行く行く行きますってなっちゃう。
ネットでシロップのライブについて感想を見てみると、五十嵐は声出てないだのギター弾けてないだの不安になる書き込みが大量にあったけど、実際は行ってみて本当によかったです。
上記の書き込みでカスカス声のボロボロおじさんを想像してたから、普通に…って言ったら変だけど、全然声出てないなんてことはなかったし、ギターも弾けていて感動しました。
ていうか想像よりもめちゃくちゃいい声でびっくりした。
生の迫力とかもあるんだろうけど、CDと比べても遜色ないのでは?
それからどの曲か忘れちゃったけど、五十嵐が使ってたギターが可愛かった!
ボディの上の部分が悪魔の角みたいにくるんってとんがってる。
ボディの横の部分も斜めにカットされてた。
調べたらこれに似てる。
でもわかんない。
「翌日」のMVのギターもこれなのかなあ。
あと楽器関係で言えばドラムセットが新鮮だった!
横の部分が青くてスケルトンだった。
あんなの初めて見たのでびっくりした。
かわいい。
バスドラの両サイドの下の方に照明が設置されていたっぽくて、そのライトが客席側に向けて照らされる演出があったんだけど、ドラムがスケルトンだから青い透明な光が放射されててきれいだった。
単色万華鏡のようなセロファンのような。
たとえが安っぽいな。
それと手でシンバルを叩いてることもあって、いろんな叩き方があるんだなあって思った。
私の中ではドラム=スティックで叩くもの以外の認識がなかったので勉強になりました。
楽しかったです。
もっともっとシロップを聴いて、次ライブに行くときはどんな曲でもわかる上級者になっていたいです。
その日が楽しみです。