小山田壮平バンドツアー2019 9/24(火)名古屋公演

 

に行って参りました。


f:id:go_up_the_night:20190924225712j:image

ネタバレありです。

 

セトリ間違ってるかもだし力尽きてる部分あるけど許して。

 

18時開場だったのでそれに間に合うように17時過ぎの地下鉄で今池へ。

 

今池の3番出口を使ったのは初めて。

 

出口を出て本当に目の前にボトムラインがあってびっくり。

 

Google先生に頼らなくていい立地最高。

 

駅近辺はサラリーマンや高校生がいっぱい歩いていて、彼らは日常生活を営んでいるのに私はこれから非日常に飛び込むんだと思うと少し変な感じがした。

 

整理番号は517。

 

ボトムラインのキャパが750ぐらいらしいので決して良くない番号だけど、オールスタンディングは前の方へ行ける可能性があるのが素敵。

 

半袖のTシャツで行ったけど風が吹いていたこともあって陽が落ちるとさすがに肌寒い。

 

10月のシロップ何着てけばいいんだ。

 

パルコの中だから待つ環境は快適かな。 

 

中に入ると1階はロビーで物販が行われていました。

 

2階がステージと観客席。

 

3階はバルコニーになっていて、テーブルが設置されている。

 

ゆったり見たいって人向けなんだと思う。

 

2階に着くともう人だかりができてた。

 

特にセンター付近は柱の後ろまで並んでたと思う。

 

一瞬、本当に一瞬だけ3階でゆったり見るのもありでは?と思ったけど、じっくり考える前に自然と2階の観客席に向かってた。

 

ベース側の一番端がやや空いていたから、そこに行こうかなと最初は考えた。

 

けど、入り口から遠い側は空いていることが多いって記事を読んだのを思い出して急いでギター側へ。

 

これが当たりでベース側よりもやや前の方で見れた。

 

ギターの正面で前から5、6列目ぐらいかな?

 

整理番号の割には良い位置なのでは?

 

ボトムラインは後方が階段式になっている。

 

柵は全体の最前列と階段式の最前列にしかない、はず。

 

動きやすいといえば動きやすい。

 

あと観客席に柱があるのも印象的だった。

 

柱の裏は死角になるからモニターがついてたよ。

 

レディクレの開場でも柱とモニターあるらしいね。

 

床は板張りみたいな模様。

 

小中学校の教室の床みたいで親近感が湧いた。

 

開場してからはTwitter見たりLINE返したりしてたんだけど、ある客入れBGMでびっくり。

 

優しいあの子。

 

小山田壮平のライブに来てスピッツの曲を聴くことになるとは…🥺

 

推しのライブで推しが推しの曲を流す…天国か?

 

知らない曲も多かったんだけど、気になった曲はその場で歌詞検索して覚えて帰りました。 

 

Sixpence None The RicherのKiss MeとかGateballersのwedding dressとかナツノムジナのタイトロープとか。

 

好きな、と言い切れるほどまだ聴いていないけど、好きになりそうな曲を新たに知れて嬉しい。

 

ありがとう小山田壮平

 

もっともっとたくさんの音楽を知っている人は、客入れBGMを聴くのももっともっと楽しいんだろうな。

 

スピッツの話になるけど、ゴースカのあとの会報で客入れBGMについて語ってたしアーティストの趣味が垣間見えておもしろいね。

 

そろそろライブ自体について書きます。

 

18時55分ごろローディーさん?が出てきてベースやギターやマイクの調整を始める。

 

そろそろなんだとわかってそわそわが止まらない。

 

19時を過ぎて数分が経ったころメンバー登場。

 

ここからは曲ごとに振り返ります。

 

 

1.グロリアス軽トラ

 

私が小山田壮平を知ったのは1年前のこと。

 

友達がandymoriを教えてくれたのがきっかけ。

 

最初はなんだこのバンドと思ってたんだけど、気付いたらズルズルと沼に落ちていました。

 

けれどもうandymoriは解散していて、どんなに好きになってもこれらの曲を生で聴くことはないんだろうなあ…なんて悲しく思っていた矢先、小山田壮平がソロライブだとandymoriの曲もやっていることを知りました。

 

じゃあ小山田壮平が歌うandymoriを聴くチャンスはあるのか、でも弾き語りのベンガルトラとかどうなのよとか思ってたんだけど、このツアーが発表されたのです。

 

ツアータイトルが小山田壮平バンドツアーであることから、ALではなく小山田壮平のツアーとわかりました。

 

つまりandymoriの曲をバンド形式でやってくれると見込みました。

 

私は小山田壮平のソロ曲よりもandymoriの曲を目当てに行ったし、やってくれるだろうなと見当もついてた。

 

なのにいざ目の前で、生で演奏されると本当に頭が真っ白になっちゃって。

 

andymoriの曲を生で、かつバンド形式で聴けるなんて信じられなかった。

 

イントロのベースのフレーズでうわっ…て感極まっちゃった。

 

ライブで泣くってJAPAN JAMで初めてスピッツ見たとき以来だな。

 

ライブの1曲目の演奏が始まった瞬間、それにボーカルの声が乗っかる瞬間ってたまらないね。

 

魔法にかけられる。

 

非日常に連れ出してもらえる。

 

ライブで1番楽しい瞬間だと思う。

 

1曲目にグロリアス軽トラを選んだの大正解だと思う。

 

優しさに包まれた。

 

しかも「所沢の空の下」の部分を「名古屋の空の下」に変えて歌ってくれて、こういうの本当にたまらん。

 

最高。

 

 

2.everything is my guitar

 

死のうかと思った。

 

everything is my guitarだってわかったとき、この曲聴き終えたら死にたいと思った。

 

andymoriで1番ぐらいに好きなの。

 

信じられなくない?

 

目の前でeverything is my guitarをやってくれるなんて。

 

もう死んでもいいって思った。

 

グロリアス軽トラから流れるようにこの曲に移ったけど、イントロのあのジャージャッてギターでみんなわかったらしくすごい歓声だったな。

 

やっぱみんなeverything is my guitar好きなんだね、わかる。最高だよね、この曲。

 

「物語が始まるかもしれないんだよ」「ねえ君間違っていないよっていって」を生で聴けて頭がおかしくなりそうだった。

 

この曲をセトリに入れてくれて本当にありがとうございます。

 

 

3.雨の散歩道 

 

これめちゃくちゃ嬉しかった。

 

雨の散歩道聴きたいなーってふんわり思ってたら本当に聴けるとは。

 

ツイキャスで聴いたときから好きな曲。

 

エモエモのエモエモで大変よかったです。

 

おしゃれだけどどこか物寂しい雰囲気。

 

バンド形式だから立体感が生まれていて、映画みたいな芸術性を感じました。

 

メロディも歌詞も本当にきれいな曲なんだよな~。

 

「あなたのために頑張ってるのにこんなにも愛しているのに」を生で聴けて嬉しいです。

 

音源化して!!!!!!!おねがい!!!!!!!!!

 

 

4.スランプは底なし

 

初めて聴いた。

 

そ・こ・な・しの部分が大変かっこいい。

 

これぞバンドサウンドって感じの曲だったな。

 

スピーカーが近いこともあってか鎖骨が痛いぐらいの迫力だった。

 

サビの歌詞が優しかった、気がする。

 

 

5.青い空

 

これもエモエモだった。

 

ライブアレンジでなんちゃらギターから始まって、この曲知らんな…って思ってたらアコギやベースが入ってきて青い空だ!ってわかって喜び。

 

ところで私が思う理想のボーカルの声って草野マサムネなんですよ。

 

マサムネの声が一番いいと信じきっているから、この人の声いい!みたいな評価をされてるボーカルがいても、ん~??って感じで。

 

andymoriも最初は、声うん曲さいこーみたいな失礼な感想を抱いてたんだけど、生で聴いた青い空は!!!もう!!!びびった!!!!びっくりしたとかじゃなくて!!びびった!!!!

 

小山田壮平、めちゃくちゃ声美しいな!!!!!

 

伸びがあって透明感があって文句なしに美声じゃん。

 

酔える声だわ。

 

気付くのが遅くて恥ずかしいです。

 

あとこの曲照明がとってもきれいでした。

 

ステージが青一色に染まって、海の中をたゆたっているような心地よさでした。

 

 

6.太陽の白い粉

 

ゆらゆら帝国のカバー。

 

ゆらゆら帝国のカバーやります」って紹介で、おーってなってた。

 

みんなゆらゆら帝国好きなんだね。

 

7.空は藍色

 

この曲好き…😢

 

「宇宙の果ては~」で1、2番目に好き。

 

生で聴けて嬉しかったなあ。

 

空は藍色ってすごい優しい曲じゃない?

 

優しいんだけど寂しさとかやるせなさも含まれててセンチメンタルになる。

 

イントロが長いからどんどん期待が膨らんでワクワクするね。

 

間奏の部分がかっこよかった。

 

 

8.革命

 

ボンゴ?バージョンの革命。

 

聴きながら上品な革命だなあって思ってた。

 

私にとって革命ってCDのアレンジだから、アップテンポで明るいイメージだったんだけど、ボンゴバージョンの革命はそうじゃなかった。

 

革命聴いてるとワクワクしちゃって飛び跳ねたくなっちゃうんだけど、そういう雰囲気じゃなくなってた。

 

でもこの革命もおもしろかった。

 

「革命」って言葉のイメージが変わるね。

 

CDの革命はがむしゃらな若者。

 

ライブの革命は静かに燃える大人。

 

そんな違いを感じました。

 

ドラムのアレンジがおしゃれだった!

 

 

9.ベロベロックンローラー

 

この曲の前のMCで、「お前だろ!って言われるけど違う」的なことを話してたけど、本当に違った!

 

正確には覚えてないけど、

 

酒焼けでしわがれた声になってそれも味だって言う

ファルセットが出なくなった

 

ってニュアンスの歌詞があったんだけど、小山田壮平は声きれいだしファルセット出てるもんな🥺

 

テキーラ飲んでも酔えないみたいな歌詞もあって怖いなと思いました。

 

小山田壮平が書く歌詞に登場するお酒を何一つ飲んだことがないので飲めるようになりたいな。

 

ジントニックから挑戦かなあ。

 

でも出先で飲んだことないお酒飲むのだいぶ怖いからなあ。

 

話が逸れたけどこの曲だったかな?

 

ギターのリフがとてもかっこよかった。

 

記憶が曖昧だからこの曲じゃないかもだけど…

 

濱野夏椰さんが普通のギターを弾いてた曲!

 

 

10.私に人生といえるものがあるのなら

 

笠木透のカバー。

 

小山田壮平、今現在幸せじゃなさそうな女のモノローグを歌詞にした曲との相性良すぎでは?

 

雨の散歩道とかSWEET MEMORIES(松田聖子のカバー)もそうなんだけど、この曲聴いてるときにしみじみ思った。

 

なんとなく少年っぽい甘くて爽やかや声だから?

 

スピッツの冷たい頬とかめちゃくちゃ合うと思うだけどどう?

 

 

11.ゆうちゃん

 

これもツイキャスでやってた曲。

 

聴けて嬉しかった!

 

鼻歌歌いたくなるような軽やかな可愛い曲。

 

「昨日のバラエティがおかしいんだよ」の詰め込み気味なところと、最後の「お昼ご飯も休み時間も~」がゆっくりになるところが好きです。

 

生で聴くと思わずゆらゆら揺れちゃう。

 

楽しかったなあ。

 

 

12.あの日の約束通りに

 

13.夕暮れのハイ

 

 

14.ベンガルトラとウィスキー

 

死のうかと思った(本日二度目)

 

もうさぁ、死んでいいでしょ。

 

小山田壮平がバンド形式で歌うベンガルトラとウィスキーを生で聴けたんだから死んでもいいと思いました。

 

まあすぐに撤回するんだけど。

 

大大大好きな曲を生で聴けると「死んでもいい」とか「今死にたい」って思うことは確かなんだけど、それと同時に「生きる」「絶対またライブ来る」とも思うんだよね。

 

興奮すると生と死を思うのかもしれません。

 

ベンガルトラに話を戻すと、小山田壮平、最後らへんの歌詞を間違えていました。

 

あ、間違えた、とは思ったけど、勢いで押し切られちゃった。

 

勢いのある曲ってお得!

 

あとこの曲は舞台も客電も明るくなったのが印象的。

 

andymoriの解散ライブじゃんと思った。

 

 

15.カパチーノ

 

思い出せないからYouTubeで聴いたら悲しくなった。

 

いい曲だけど。

 

 

アンコール

 

16.ローヌの岸辺 

 

小山田壮平とギターの人(上に名前書いてあるはず、忘れた)だけ出てきてやってた。

 

優しさの塊かなって曲。

 

シルクみたい。

 

 

 

17.16

 

はい死。

 

前も何かで書いたと思うんだけど、最初ほぼボーカルの弾き語りだけで後からバンドが本格的に入る曲いいよね。

 

バンドって立体的だなあと思う。

 

 

18.サイン

 

19.Sunrise & Sunset

 

あ、この曲で最後だなって察した。

 

この曲聴くとなんでか寂しくなる。

 

明るいのに寂しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴースカvol.8 1027 zepp nagoya



の感想を書く。

もう一か月半ぐらい経ってるけどそこは気にしない方向で。

 

ゴースカやりますっていうお知らせがスピッツオフィシャルホームページに上がったのが今年の頭ごろだった気がする。

その時点でベルゲン会員ではなかったけれど、ゴースカには行きたかったので入会。

ちゃんとお金振り込めたよな…とか思ってると会員証とストラップと規約が届き、晴れてベルゲン会員に。

 

で、そうこうしているうちに、リクエストを選ぶための曲一覧と日程表が届く。

日程は割と即決だったように思う。

ファイナルが名古屋ならそこしか選択肢はない。

学祭と被ってるけど気にしない。

リクエストに関しては正直やってほしい曲が多すぎて3曲では収まらないんだけど、直感を信じてさくっと決めた。

船乗りと三日月ロック その3と死に物狂いのカゲロウを見ていた。

カゲロウはインディーズの曲だし難しいだろうなーとは思いつつリクエスト。

インディーズの曲も聞きたいファンがいるんだよっていう意思表明のつもり。

三日月は割と可能性あるんじゃなーいって思ってた。

前々回のゴースカで一位になってたし。

私は2017年のJAPAN JAMでこの曲を聴いたけれど、「スピッツが目の前で三日月ロック その3を演奏してくれている」という事実があまりに衝撃で受け止めきれなくて記憶が全然ないから、もう一回、嘘、もう十回ぐらいやってくれ~って気持ち。

船乗りはやってくれたらいいなーって夢見る枠。

カバー曲はランナウェイ。

2001年のロックロックでカバーしている映像を見て完全にこの曲に落ちた。

シェリーに口づけとも迷ったけど、かっこよさを重視してランナウェイに投票。

 

ゴースカは7月上旬から始まってたけど、そのころから私は、スピッツに関する最新の情報をできるだけ見ないようにしていた。

絶対セトリを知りたくなかったから。

でも事故っていうのは突発的に起こるもので、Twitterでハチミツとインディゴ地平線をやるって見てしまった。

忘れよう忘れようって思ったけど忘れられなかった。

あと、オフィシャルサイトのベルゲンブログに「○○公演終了!」みたいな記事が上がってたけど、できれば照明とか衣装も知りたくなかったから、名古屋公演終了の記事が上がるまで見てなかった。

でも見てみたら全くネタバレなしの内容でありがたいやら拍子抜けしたやら。

 

十月上旬ごろ、いよいよゴースカまで一か月を切ったあたりに記念品と整理券が届いた。

オフィシャルサイトの記念品発送通知を見落としていたみたいで、いきなりスピッツベルゲンから封筒が届いてかなりびっくり。

記念品はピックとピック型ブローチ。

マサムネが使ってるあのピック。

そんなブローチ使えね〜〜〜。

(3050のガチャで出たバッジをカバンにつけていたらいつの間にかなくなっていたりジャケット部分だけ取れてたりした苦い思い出)

ピックにも指紋つけられね〜〜〜。

私は高校の音楽の授業で1時間ぐらいやったクラシックギターしか、ギターを触った経験がありません。

なのでギターのピックというものがどんな感触なのか気にはなるんですけど、それは楽器屋さん行けばわかるだろうしね。

ということで今も記念品は未開封のまま部屋で眠ってる。

で、肝心の整理番号は1600番台だった。

数字がでかい。暗雲が立ち込める。

急いでZepp Nagoya公式サイトで収容人数確認してみたら、1階スタンディング1600人ってなってるじゃん!!!、

え、私、どこ????どこに立つの????

…でもまあスタンディングだし…前のほう行けるかもしれんし……そもそもスタンディングでスピッツ見られるだけで贅沢なんだからごちゃごちゃ言ったらあかんわな…と必死で自分を鼓舞。

 

ところで九月の半ばから私は、andymoriにはまっていた。

スピッツにはまったとき四六時中スピッツのことを考えていたけれど、andymoriでそれが起こってしまったのだ。

ゴースカを直前に控えているというのに。

日夜andymoriのライブ映像やpvを見てた。

このころは間違いなくスピッツよりもandymoriをたくさん聴いてた。

そしてandymori熱はゴースカ当日になっても冷めなかった。

zeppに向かう電車で解散ライブに行った人のブログを読んで切なくなったり、FOLLOW MEを聴いて「血沸き肉躍るイントロだなあ」などと思ったりした。

 

そんなふうに浮気しながらZeppへ。

あおなみ線に乗るのは初めてだったので、地上を走ることに驚いたり、スピッツのグッズを身に着けている人が見当たらないことに不安を感じたりしながらも、ささしまライブ駅へ到着。

Zepp Nagoya公式サイトには駅から徒歩五分と書いてあった。

横着な私は立地を舐め、GoogleMAPに頼らずに行こうとした。

案の定迷った。

10分ぐらいは駅周辺をうろついた挙句、ちゃんとGoogleMAPに頼ろうと思い直してGoogle先生の指示に従ったところ即効着いた。

ばかじゃねーの。

大人しく最初から使っとけよ。

 

で、会場に着くと人がいっぱい。

ゴースカなのに連だって来ている人が多くて気圧される。

同世代や男の人が想像より多かったのもびっくりした。

壁沿いを見ると物販列ができていて萎える。

私はラババンとオーディエンスパスが欲しかったから仕方なく並ぶ。

壁に貼ってあるゴースカのチラシに書いてある日付を眺めて「ああ、ファイナルなんだなあ」なんて思ってた気がする。

 

つつがなくラババンとオーディエンスパスを購入。

周りの人は4、5000円使うのが当たり前みたいな感じで、1000円しか使わなくて申し訳ないと一瞬思った。

その後近くのコンビニでおにぎりとお水を買って、そのついでにお着替え。

醒めないツアーのグッズである自転車Tシャツを着用。

 

着替え終わった時点で4時半にもなっていなかったと思うんだけれど、おにぎりを食べた。

待ってる人みんな暇そうだった。

私もとにかく暇だったし、テンションが上がっていたので荷物はコインロッカーに預けて、半袖Tシャツにモニャモニャタオルを羽織っただけの格好で待っていた。

ちなみにコインロッカーに財布を入れるのを忘れていて入れ直す羽目になったので、300円無駄にした。

 

それで会場のための整列が始まった。

5時よりだいぶ前だったと思う。

私は最初コンビニ側の道の1番奥で待ってたんだけど、1000番以降は逆側ということが発覚し急いでそちら側へ。

大きな番号の悲しさよ。

並んでるとどんどん日が落ちて風が強くなって寒くなっていった。

19度ぐらいしかなくて、街路樹の枝がしなるぐらいに風が吹いていたのでかなり寒かった。

ママにLINEで寒いって訴えてた。

 

5時40分ぐらいにようやく会場に入れてもらう。

顔認証する列で学生証を落としたうえに落ちた場所わかんなくて、すっっっごい焦ったけど近くにいたお姉さんが拾ってくれた。

本当にホッとした。

その節はありがとうございました。

 

で、会場に入るといきなりドリンクバーみたいな場所があったけど無視して場内へ。

下手側の前から三個目ぐらいの扉から入ったら、扉付近が空いていたのでとりあえずそこにいることにした。

意外と前じゃん!!!!

少しすると、前のほうに移動する人がちらほらいることに気付く。

なんだなんだ、前行けんのか?

何も考えずにその人たちの後を追うと…前、行けた!!!!!

近い!!!!!!

無理!!!!!!

ヤバい!!!!!

最終的には、下手側のスピーカーの前のあたり、2本目の柵より1mぐらいステージに近い場所にいた。

もうめっちゃ近い。

待ってるだけなのに高まって高まって。

あと開場〜開演までの客入れの音楽は古い邦楽だった。

メンバーが若かったころの曲かなって思ってたけど本当にそうだった。

 

定刻18時を数分過ぎたあたりかな?腕時計外してたからよくわかんないけど、Grasshopperの坂口さんが登場。

突然知らない人出てきて内心困惑したけど、自己紹介をされて、あー旅の途中に出てきたあの人か!と。

今日はファイナルでーとか言ってた気がするけどあんまり覚えてない。

「僕が下がったらすぐメンバー出てくるんで少々お待ちください」みたいなことをおっしゃってたのだけははっきり覚えてる。

失礼ながらその場にいたときは、じゃあすぐはけて?って思ったんだけど今になって冷静に考えると、はけてもらわないほうがよかった。

あの前座?で心を整えておくべきだったと思う。

 

坂口さんの挨拶が終わると本当にすぐメンバーが出てきた。

もう無理。出てくるだけで無理。無理すぎる。

立体!!!!!

3D!!!!!

目の前にいる!!!!!

存在してる!!!!!

口抑えて声にならない叫びを挙げてた。

この間私はどこを見ればわからないのと、前の人の頭でステージ上があんまり見えないのと、出てきただけで感情が大暴れしてたのとでポーっとしてた。

 

01.船乗り

出てきて即演奏が始まった。

一瞬何の曲なのかわからなかった。

まさか1曲目から船乗りやってくれるなんて思わないじゃん。

わかってからはもうパニック。

うそ!!!船乗りやってくれるの!!!?!!うそでしょ!!!!!!

思わず口を手で覆った。

本当にびっくりしてどうすればいいかわからなかった。

目の前でスピッツが船乗りを演奏していることに理解が追いつかなかった。

感情の防波堤が決壊する。

感極まって乙女ポーズ(胸の前で手組んでお祈りしてるみたいになるやつ)になっちゃったぐらい。

1曲目からリクエストした大好きな曲やってくれるなんて信じられない死んじゃう無理。

ありがとう、ありがとう。大好きだ。

会場のボルテージも1曲目からぶち上がり。

いい雰囲気だ。

ライブで映える曲ですねえ。

ゴツゴツしたバンドサウンドが印象的でとってもとってもかっこよかった。

かっこよかったに尽きる。

CD版だと「風に尋いてくれ」の「くれ」の部分で声とハーモニカが重なるじゃん。

ライブだとそれができないから、「くれ」が短くて即ハーモニカが入って、あー生だーって感じ。

そう言えばこの曲、マサムネがギター持ってなかったのも印象に残ってる。

生で見るまで、船乗りでギター持たないって知らなかったから、歌とギターとハーモニカってしんどいよなーまあでも私船乗り好きだから仕方ないかって感じで投票したけど、ギター持ってなくて安心した。(?)

船乗りはいきなりで心の準備が出来てなさすぎたし、かっこよかったし、大好きなのでまたやってください。

 

02.不死身のビーナス

これはイントロですぐわかったよ。

あの特徴的なギターで声にならない叫び。

何回声にならない叫びあげてんだよっていう。

イントロの時点で、最高の夜になったなと思った。

最高の夜になるなと確信したとかですらない。

2曲目だけどもう元とった。

そんな気分だった。

本当にワクワクする曲だよね。

不死身のビーナスといえば、間奏直後のサビでボーカルだけになるところだけどもう最高だった。

ギターソロからの流れで死ぬかと思った。

後にMCで風邪の治りかけ期って言ってたし、この曲のどっかで本調子じゃないっぽいなって思ったけどそれでもマサムネの声って最高だな。

本当に魔力たっぷりの声ですねえ。

この声が本当に大好き。

それを強く感じた。

この曲で声の威力にやられて、楓とかロビンソンとか「声を聴かせる」系の曲が聴きたいなーって思った。

ライブハウスでそういう曲を聴いてみたい。

贅沢すぎる。

あとどうせなら「名古屋の街」バージョンを聴きたかったんだけど、2015アラバキの映像見たら当時も「ネズミの街」って歌ってるんですね。

じゃあ諦める。

 

03.スピカ

会場第3位の曲。

みんな大好きスピカ。

みんなさあ、ゴースカでしか聴けないような曲に投票しようよって一瞬思った。

(自分だって三日月ロックその3に投票したくせに)

思ったけどやっぱ名曲なんですよね〜〜〜〜〜。

これは投票しちゃうわ。

生で聴けて嬉しかったなあ。

スピカは間奏のツインリードとその裏で跳ねるようなベースがときめきます。

でも場所の関係でツインリード弾いてる2人はあんまり見えなかったのが残念です。

生で聴く「幸せは途切れながらも続くのです」には力をいただきました。

温かい空気で心をふんわりと包まれるような心強さがありました。

良いことばかりの人生じゃないけれど明日からも頑張ろうね。

 

04.えにし

なるほどそう来るか。

私にとっては予想外の選曲だった。

えにしは一時期毎日のように聴いてたから、イントロで「あ〜これ聴けるんだ〜!」ってワクワクしたなあ。

なんか音の粒がたってるようなキラキラした雰囲気だった。

Bメロで少し落ち着いてサビに向けてのパワーを溜めて、サビで一気に弾ける感じが心地良いね。

 

05.あかさかな

うわめっちゃゴースカ〜!!

CD化されてない曲を聴けるってファンクラブツアーだからこそでは?

普段のツアーでは選ばなさそうな曲だなあ。

だからこそそういうレア曲を聴けて嬉しかったしテンションが上がった。

サビのリズムが楽しかった。

なんかおもしろい曲だよね。

癖になる。

次生で聴く機会あるんかなあ。

 

06.魔法のコトバ

この曲ですっごいしみじみしちゃった。

歌詞が日常っぽくて切ないからだと思うんだけど、聴きながら本当にしみじみしちゃって。

人生…

それとこの曲で田村が使ってたベースがめちゃくちゃ可愛かったです。

楽器のこととか全然わかんないけど、小ぶりで可愛かった。

かなり印象に残ってる。

 

07.インディゴ地平線

全体51位の曲。

この51って数字はメンバーが51歳だから。

前述した通りインディゴやることは知ってたんだけど、マサムネが持ってたギターでみなとだと思いこんでて、そしたらまさかのインディゴでもうね、もう本当によかった。

ネタバレを踏んじゃってインディゴやるって知ったとき、若干不安があったの。

個人的にマサムネの声が最も綺麗なアルバムってインディゴだと思ってるから、その時よりハスキーになった今の声でインディゴってどうなんだ〜?って。

インディゴ地平線(アルバム)の中でも、インディゴ地平線(曲)が1番声がよくわかると思うのでなおさらだった。

まあ全部杞憂だったんだけど。

ライブハウスだからなのか、はたまたスピーカーの前だったからなのかはわからないけれど、ベースの重低音が分厚くずんずんと体中に響いてくる感覚がとても気持ちよかった。

テツヤのギターも尖ってる印象を受けた。

音楽素人だからわかんないけど、歪んだ音ってああいうものなのかなと思う。

音の波に包み込まれた。

どっしりした曲だけど最後らへんは浮遊感もあって気持ちいいねえ。

原曲よりロックというか、むき出しな感じでした。

96年のインディゴ地平線も最高だけど、今のスピッツが演奏するインディゴ地平線も間違いなく最高です。

 

08.ヒビスクス

これは照明がよかった!

赤い照明によって曲の力強さが引き立てられてた。

照明さんに拍手を送りたいです。

演奏のほうはイントロのベースがかっこよかった〜。

ヒビスクスのイントロって迫り来る感じがあるじゃん、ベースがすごくよく聴こえたからその感じをより体感できて迫力が出てたなあ。

この曲始まり方は各パート静かめだけど、1サビで加速する構成じゃん。

加速した以降のドラムが聴いてて気持ちよかった。

あと終わり方が余韻を残して静かに遠のいていく感じ、いいと思います。

 

09.ババロア

これはめちゃくちゃびっくりした!

まさかババロアをやってくれるとは…

だって打ち込みじゃん!

ライブでは人力でした。

人力だからだと思うんだけど、ドラムが生き生きした音でパワフルでかっこよかった。

特にサビ直前の連打とか聴いてて気持ちよかった。

CD版に漂う、掴みどころのない不思議な雰囲気は薄れてた。

人力なのと生なのとで曲に生命力がもたらされて、「生きてる」感じがした。

かっこよかったなあ。

三日月ロック最高だな。

 

10.恋のバカンス

カバー曲のコーナー。

Automaticと悲しみの果てと恋のバカンスから、客の歓声によってその日やる曲を選定。

私は、ランナウェイ聴きたかったなあ…と残念に思いながらもAutomaticで「たつおーーー」と叫びました。

でも恋のバカンスが1位でした。

全然OK。

知らない曲だけど楽しかった!

崎ちゃんはダンディで良い声だった。

スタンドマイク振り回したりモニターに足かけたりして観客煽ってくれて新鮮!!!!

スピッツのライブじゃないみたい!

フロントマンが発する雰囲気はそのままバンドの雰囲気に直結してるんだなあって改めてわかった。

崎ちゃんがボーカルの位置に出てきたことによって、マサムネがテツヤと崎ちゃんの間に移動してて、上手側めっちゃ狭そうだった。

あとコーラスマサムネ贅沢すぎる。

贅沢すぎてもったいない。

Xのギタリストに応募しようとしたとかゆうじろうくんのバンドにギタリストとして誘われたけど断ったとかファンの人のライブレポで読んだことあるけど、スピッツのボーカルになってくれて本当によかった。

スタッフさんが後ろでチアしてたり温かい雰囲気だった。

またそのチアのポンポンとか衣装の手作り感がね、アットホームだねえ。

いい意味で学芸会みたい。

周りのお客さんもみんなニコニコしてた。

 

11.ハチの針

会場2位の曲。

ハチの針2位は納得!

醒めないで福岡(だよね?確か)より前に回った地域はこの曲の順位高そう。

聴いてて、あれ、この曲こんなかっこよかったっけ???って思った。

ライブで化けるんですかね。

かっこよかったねえ。

かっこいいけどサビのメロディはポップだから、そこが2番やCメロへの期待膨らませタイムとなってました。

ああいうラップみたいなのが入ってるスピッツの曲って他にないから聴いてて新鮮だった。

照明がカラフルなくるくるだったのはこれだっけ?忘れちゃった。

 

12.あかりちゃん

最初に言っとくと、この曲は最後まで何かわからなかった。

恥ずかしい!!!!!ガチ勢名乗れない!!!!!!

聴いたことはあるんだよ…このサビの歌詞もジェーリリックで見たぞ……え、なんだっけこれ…新曲…なわけはないよなあ、見たことあるもんなあ……ってな感じでもやもやもやもや。

終演後セトリ検索してあかりちゃんとわかり、あーーとなった次第。

普段のツアーなら絶対ないだろうな。

ゴースカたまらないね。

 

13.歌ウサギ

この曲の空気はすごいね!

イントロで否応なしに引き込まれちゃう。

キーボードとアコギだけであんなに濃厚な世界が作れるなんて。

厳かな気持ちになる。

アコギの音がよく聴こえてよかった。

これはそれこそ歌を聴かせる曲だよね。

たまらん。

 

14.砂漠の花

全体7位の曲。

ゴースカvol.7の7から。

こう言ってはなんだけど、砂漠の花がこんなに人気なことにかなり驚いた。

これも歌を聴かせる曲ですねえ。

会場もしっとりした雰囲気で聞き入ってた。

さざなみOTRの映像ではマサムネはハンドマイクだったけど、今回はギター持ってた。

 

15.バニーガール

後からセトリを見返すとここからがぶち上げモード。

バニーガール好きだから聴けて嬉しかった〜。

1サビの直前はベース、2サビの直前はドラム、ラスサビはボーカルのソロっぽくなるじゃん。

それに合わせてスポットライトが各メンバーを照らし出してたのがめっちゃかっこよかった!

あとは楽しかった以外の感想がないです。

本当に楽しい曲だと思う。

周りのお客さんもメンバーも楽しそうにしてたし、もう全員楽しんでたってことでいいよね?

さいこうでした!

バニーガールさいこう!!!!!!!!

 

16.運命の人

バニーガールのアウトロから間髪を入れずに運命の人に切り替わったのがかっこよかったな。

あの流れはガンガンやってほしい。

最初は打ち込みとアコギと歌だけなんだけど、徐々に楽器が加わっていって、弾き語りからバンドに変わっていくような構成が好きです。

最近のスピッツ、運命の人めちゃやってるよね。

こんなに運命の人推し始めたのってゴースカ5だったかでフェイクファー祭りしたあとから?

3回行って3回とも聴いてる唯一の曲。

 

17.野生のポルカ

この日で1番を挙げろって言われたら私はポルカを推す。

それぐらい強烈な印象が残ってる。

この曲を生で聴くまでポルカって別にそんなに好きじゃなかったんだけど、もう完落ち。

本当に楽しすぎて楽しすぎてどうなっちゃうんだろうって思った。

跳ねながらこの時間が永遠に続けばいいのになあって願っちゃうぐらい。

メンバーも楽しんでいたのではないでしょうか。

田村がドラムスティックでベースを弾いてました。

めっちゃおもしろかった。

田村はいつも通り暴れてたくさん客席を煽ってくれて最高でした。

前に出てきてくれるから本当に近くて、目が合ってる!(痛いファン)って思うぐらいだったのに恥ずかしくて逸らしちゃった。

もったいないね。

下手側にいたからテツヤがあんまり見えなくて寂しいなと思ってたけど、ポルカのときにこっち選んで正解だと思った。

楽しさ倍増だと思う。

あんなに楽しいなんて知らなかった。

テツヤとマサムネも前出てきてくれてね、ありがとうありがとう。

テツヤの髪の毛がさらっさらだった。

頭動かしたときファサーってなってた。

羨ましい。

マサムネは最後のコーラスに遅れてたのが、動いてくれてることを裏付けてるようで嬉しかった。

ハプニングって生で聴く醍醐味でもあるし。

ほーそーみーちーかーけるーってとこ、マサムネ2コーラス目から入る予定なのに、動き回ってたら間に合わなくなっちゃって「…ちかーけるー」みたいな感じになってた。

客席もみんな笑顔で跳ねてて楽しそうだったな。

煽り煽られって感じ?

いっぱい笑顔を見せてくれてありがとう、いっぱい煽ってくれてありがとう。

本当に楽しかった。

 

18.三日月ロック その3

演奏してくださいましてありがとうございます。

好きです。

 

19.1987→

本編ラスト。

直前のMCで「次で最後の曲です」的なことを言ってたんだけど、信じられなかった。

冗談か?って思ったけど、そんな冗談言う人たちじゃないしね。

楽しい時間が過ぎていくのってなんであんなに早いの?

で、この曲会場1位だったんだけど、この曲が1位って素敵だね。

この曲をライブハウスで聴けるのが贅沢だなあと思った。

3分に満たない曲だから名残惜しくて名残惜しくて。

パっとやってパっと帰ってっちゃう。

さみしい。

 

en01.ヤマブキ(新曲)

新曲聴けるのうれしい〜〜〜!

新譜が世に出回る前に新曲を聴けるって優越感あるよね、ベルゲン入ってよかった。

ライブ直後の自分のツイートによると、イントロで「あ、これ好き!」って思ったそうです。

サビの歌詞に「ヤマブキ」って入ってたことは覚えてる。

グリーンとか恋する凡人とかえにし系の曲です。

ギタードーンって感じ。

若々しかった。

可愛こぶってる若さじゃなくて、自然体な若さなのがよかった!

スピッツよりもかなり若いバンドの新曲でーすって言われても信じちゃうかも。

タイアップに向いてそう。

らんちぱーっく!

 

en02.桃

桃はなんかやりそうって思ってたから本当にやってびっくりした。

ピンクの照明が綺麗だったな。

かわいいねえ、この曲。

アルペジオが綺麗。

キラキラしてる。

気持ちいい。

人気あるのもわかる。

 

MCに関連付けて

以下にメンバーが発した言葉を書くこともあるけど、記憶あやふやだしニュアンス程度。

 

・不死身のビーナスのあと

マサムネ「どうもこんばんはスピッツです。平日の夜の貴重な時間を…」

※土曜日のライブです

会場ざわざわ

マ「あ、週末か…貴重な週末の時間を〜」

 

貴重なもの見れたね!!

かわいいぞ。

 

最初の挨拶の後、

マ「(名古屋めし)普段食べる?」

会場「たべなーい」

ってやりとりがあったけど私はそこそこ食べてます。

寒い時期は味噌煮込みうどんがおすすめです。

体も心も温まりまくるよ。

野菜もお肉も炭水化物もとれてとてもいいです。

 

このコーナーでは名古屋めしを持ち上げてくれました。

マサムネは八丁味噌と九州のお味噌を合わせて使ったりしてるそうです。

テツヤは、名古屋ではコメダに行く時間がないから藤枝で行くって言ってました。

コメダいいよね。

最近行ってないけどシロノワール大好き。

 

・インディゴの前

ライブ数日後にそのときのことを思い出して書いたやつをコピペしとく。


次は全体51位の曲をやります
51位って微妙だね
歳をとると91位とかどんどん下のほうの順位になるんだ
そのときはさすがに座らせてもらうよ
畳でテレビとかあって日本シリーズ見ながらね

 

ここには書いてないけど51位=年齢ってことも言ってた。

「51位って微妙だね」と「歳をとると〜」の間かな。

「畳でテレビとかあって日本シリーズ見ながらね」はマサムネが言ってたんだけど、そう、この日は日本シリーズの初戦だったんだよね。

野球関連のMC聞けてテンション上がった。

終演後家でテレビ着けたら初戦から延長でびっくり!

緊迫したいい試合だったね。

マツダだったから選手も首脳陣もファンも寒そうで、ホークスベンチにストーブが置いてあったことを覚えてる。

前日(26日)には、根尾くん引けてよかったね的なMCしてくれたそうです。

前日がドラフト会議だったのでそのことに関したMCですね。

その日ライブに行った方がラジオにそのことをメールし、それを聞いたママが教えてくれました。

 

まだまだ色々喋ってたけどめんどくさくなってきたからあと2個だけ。

気が向いたら追記するかもしれない。

しばしば「楽しい」とか「近く感じる」って言ってくれて本当に嬉しかったなあ。

あとどこのブロックか忘れたけどマサムネが「もうちょっとついてきて」って言って、王子様じゃんとか思ったけど「いただけますか」がついてマサムネらしいなあと。

 

MCではないんだけど演奏ではないからここに書いとく。

桃の後抽選会があって、みんなで集合写真撮って、最後メンバーが一言ずつ言って閉幕なんだけどその時間が長いのがちょっと残念だった。

ゴースカだから普段のライブでやらないことをやってくれてるんだろうけど、会場を出るときは音に酔って頭真っ白の状態でいたかったなあっていうのは贅沢ですかね…?

曲数も普段のライブより少ないんだよね。

少なくてもすっごく濃い時間だったから満足度は本当に本当に高いんだけど、もう数曲聴きたかったなあ、なんて。

 

おわりに

本当に楽しかったです。

スピッツのライブは3回行ったことがありますが、間違いなく1番楽しかったです。

ベルゲン入ってよかった!!

スピッツのライブといえば8823やるイメージだったんだけど、今回はやらなかったんですね。

新鮮だったけどありよりのありだと思います。

あとゴースカだから猫になりたいやると思ってたけどやらなかったね。

何の問題もないと思います。

ステージ見てるだけで遠いところへ連れて行ってもらえた。

最高の夜になりました。

ため息を吐くと幸せが逃げるってよく言うけど、自主的に逃さないと風船みたいに破裂しちゃいそうなぐらい幸せでした。

大好きです。

アルバム楽しみにしてます。

生きる。

 

綺麗なまとめになったのに付け足すの気が引けるけど、強く思ったことだったので書いておく。

ゴースカでスピッツを生で見て、活動してるバンドを応援できるありがたさを心の底から実感した。

ゴースカのころandymoriに激ハマりしてたからより一層強く思った。

私がandymoriのライブに行くことはこの先何があってもないし(ライブは見てみたいけど再結成はしてほしくない)、新譜の発売日を手帳に書き込んで何日も前からそわそわすることも絶対にないんだよね、悲しいことに。

どれだけ好きになっても行き止まり。

その点スピッツは、いやスピッツに限らず活動してるバンドは、ライブに行ったり新譜を心待ちにしたりできる。

未来がある。

それが嬉しかった。

31年前からメンバーチェンジもせず、活動休止もせず第一線で活躍してくれてるって本当にありがたいことだよね。

そんなバンドにハマれて本当に幸運だと思いました。

以上!

 

 

f:id:go_up_the_night:20181212165255j:image

 

セットリスト

01.船乗り

02.不死身のビーナス

03.スピカ

04.えにし

05.あかさたな

06.魔法のコトバ

07.インディゴ地平線

08.ヒビスクス

09.ババロア

10.恋のバカンス(ザ・ピーナッツのカバー)

11.ハチの針

12.あかりちゃん

13.歌ウサギ

14.砂漠の花

15.バニーガール

16.運命の人

17.野生のポルカ

18.三日月ロック その3

19.1987→

 

en1.ヤマブキ(新曲)

en2.桃

 

 

スピッツの歌詞に「扉」「奇跡」「桜」「翼」がどれくらい出てくるのか数えてみた

まずはこの記事を読んでください。


ポエムなJ-POPが押す「日本人の心のツボ」 | 日本「ポエム化」現象のナゾ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

マキタスポーツが語る、J-pop楽曲が似た歌詞ばかりになるワケ「コンペ制度の存在」 | 世界は数字で出来ている


で、マサムネさんがちいものツアーのMCや2016年9月号のMUSICAでこの問題(?)について触れたんですね。


ちいもののときはスピッツもこういうワード使ってるな〜まあ長くやってるしな〜→次は使っていない曲をやります→恋は夕暮れ(!)という流れだったそうです。


MUSICAはスピッツが「昨今のJ-POP出会った奇跡起きすぎ問題」の先駆者という設定(?)になっていることがショックみたいなニュアンスでした。


すんごいざっくりなんで、詳しくはぐぐるなり買うなりして自分の目で確かめてください。


それで、じゃあ上の記事に上がっている4つのワードを数えてみようじゃないかと思い至ったわけです。



◇数える前の予想◇

これそんなに出てくる印象ない。

パッと思いついたのは運命の人と砂漠の花ぐらい。

でもたぶんまだ何曲かはある。

予想:7曲


奇跡

はい。

数で言えばこれもそんなに思いつかないんですけど、空も飛べるはずのイメージが強すぎるね。

なんせ出会った奇跡起きすぎ問題の先駆者的存在らしいから。

最新アルバムのブチでも使われてた言葉。

予想:3曲


マサムネさんが書く詞には生き物がいっぱい出てくるけど、桜って意外とあんまり思いつかない。

あんまりっていうか恋は夕暮れと三日月ロック その3しか思いつかない。

チェリーにも桜を思わせる描写は出てくるけど桜って単語は出てこないもんなあ。

予想:4曲


翼。

4つのワードの中だったらダントツでこれが一番出てくるはず。

思いついたのだけでもババロア、漣、遥か、インディゴ地平線、ホタルがあるから。

インディーズの曲だけど晴れの日はプカプカプーにも出てくるよね。

20曲はありそう。

さすがにそこまではないかな?

というのも、ハチミツまでのスピッツってとにかく飛ぶこと至上主義な感じがするんですよ。


中でも空の飛び方、ハチミツに色濃く表れてると思うのでその2枚だけでも何曲かあるんじゃないかなあ。

予想:17曲



◇数えた結果◇

※おるたなに収録されているカバー曲は数に含んでいません。  

※ちゃんと数えたつもりですが間違えがあったらごめんなさい!コメント欄でここ間違ってるよ〜と教えてくれると嬉しいです🙏



 10曲 10回

 ◦胸に咲いた黄色い花(1回)
  『鉄の扉こじ開けたら』

 ◦タイムトラベラー(1回)
  『薄暗い屋根裏で見つけたその扉』

 ◦トンガリ'95(1回)
  『死ぬほど寂しくて扉を叩いても』

 ◦あじさい通り(1回)
  『ただ重い扉押し続けてた』

 ◦ほうき星(1回)
  『錆びついた扉がはじめて開くよ』

 ◦運命の人(1回)
  『扉開けたら』

 ◦Holyday(1回)
  『心の扉を痛みこらえ開けたよ』

 ◦ガーベラ(1回)
  『扉ふたつ開いて』

 ◦砂漠の花(1回) ◦
  『終わりと思ってた壁も新しい扉だった』

 ◦若葉(1回)
  『扉の向こう目を凝らしても深い霧で何も見えなかった』


奇跡
3曲(+1曲) 7回(+2回)

 ◦心の底から(2回)
  『今でも奇跡を信じてる』

 ◦空も飛べるはず(3回)
  『君と出会った奇跡が この胸に溢れてる』

 ◦群青(2回)
  『すでにもう奇跡』
  『それだけで奇跡』

 番外編
 ◦ ブチ(2回)
  『キセキは起こらないそれでもいい』
  『キセキが起こるかもならなおいい』

 ブチは「きせき」という単語が入ってはいるんですが片仮名だったので番外編にしておきました。



2曲 2回

 ◦恋は夕暮れ
  『恋は待ちきれず咲き急ぐ桜』

 ◦三日月ロック その3
  『抜け出したい気持ちなら桜が咲くたび現れる』

 
11曲 19回

 ◦ローランダー、空へ(1回)
  『「白い翼と白いパナマ帽渚の風を身にまとう夢を見たのさ」』

 ◦黒い翼(4回)
  『黒い翼でもっと気高く』

 ◦インディゴ地平線(1回)
  『骨だけの翼眠らせて』

 ◦ホタル(1回)
  『紙のような翼で羽ばたき』

 ◦ババロア(2回)
  『柔らかな毛布を翼に変える』

 ◦海を見に行こう(1回)
  『僕らは行く翼も無いのに』 
 
 ◦遥か(4回)
  『夢から醒めない翼』

 ◦スターゲイザー(1回)
  『ありふれた言葉がからだ中を名曲翼になる』

 ◦僕はきっと旅に出る(1回)
  『青い翼広げながら』

 ◦ナサケモノ(1回)
  『思い出した翼ひろげなぜか巡り合う』


《アルバム別使用曲数》
0曲:スピッツ、オーロラになれなかった人のために、スーベニア、とげまる
1曲:名前をつけてやる、惑星のかけら、フェイクファー、花鳥風月、色色衣、おるたな、小さな生き物、醒めない
2曲:Crispy!、空の飛び方、ハチミツ、インディゴ地平線ハヤブサ、(醒めない)
3曲:さざなみCD
4曲:三日月ロック

《アルバム別使用回数》
0回:スピッツ、オーロラになれなかった人のために、スーベニア
1回:名前をつけてやる、惑星のかけら、フェイクファー、色色衣、とげまる、おるたな、小さな生き物、醒めない
2回:ハチミツ、インディゴ地平線、花鳥風月、ハヤブサ
3回:(醒めない)
4回:空の飛び方
5回:Crispy!、さざなみCD
8回:三日月ロック


全部で26曲(+1)、38回(+2)でした。

スピッツオリジナルの楽曲が全部で219曲なので8.4曲に1曲使われている計算になります。

オリジナルアルバムは平均12.3曲収録なので1枚あたり1.4曲入っているということになります。



◇数え終わっての感想◇

 とりあえず自分にお疲れさまでしたと言いたいです。

 さっきこの記事書き終えたのにアップしようとしたら半分ぐらい消えたの。

 それで余計に疲れた。

 で、肝心の中身のほうはと言いますと、空の飛び方、ハチミツに「翼」が使われてる曲一つもなかった……!!!

 なんという。

 絶対入ってると思ってた。

 ドヤ顔で予想してたから恥ずかしい😩

 翼以外の言葉で飛ぶことを表してるんでしょうか。

 次聴くときはそこらへんに注目しながら歌詞カードを読みたいと思います😌


 数えながらこの4つより「幻」とか「掟」のほうが使われてそうだと何回も思いました。 

 誰か数えた、もしくは数えてくれる人いないかなあ!!!

 ここまで読んでくれてありがとう。


2016.09.16 修正しました

『醒めない』/スピッツ


発売から1ヶ月経っちゃったけど私なりの感想を書きたいと思います。

できるだけ断定形で書かないようにしたけれど、気に障るかもしれません。

音楽のことなんてさっぱりぱりぱりの個人の感想なので大目に見てください🙏


今作「醒めない」、今のスピッツがそのまま表現されています。多分。

すごく元気で瑞々しさと強さが感じれる曲が並んでいるんですね。

その「強さ」っていうのが私的にはキモで。

スピッツが強くなったのは喜ばしいことなんだけど、正直かなり寂しいことも否定できません。

強さを手に入れたかわりに「青さ」が消えてしまったような気がしました。

本当は消えてなんかいないんだろうと思(いたい)うけど、今作は青さを感じれる曲がとっても少なかったです。

タイトルが「醒めない」というある意味青くない言葉の時点で仕方なかったかもしれないけど。

でもただ強いわけじゃなくて、瑞々しさとか若さはあるんだよなあ、でも青くはないんだよなあとモヤモヤ考えたところこのアルバムを色で表すなら透明ということになりました。

無垢な感じもするし、透明って喩えよくないですか?(自画自賛)

えーだらだら書きましたがちゃんと名盤なので安心してください。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽


まずはアートワークから触れていきましょうか。

f:id:go_up_the_night:20160822203754j:plain

ジャケ写。

モニャモニャと女優の佐藤玲ちゃん。

かわいい。 so cute.

50手前のおっさん四人組バンド(言い方)のジャケットとは思えない可愛さだよね。

モニャモニャ欲しい。

モニャモニャに抱きついてひなたぼっこしながらお昼寝したい。

佐藤玲ちゃんもすごく可愛くて、フェイクファーのジャケットのモデルさんとタメ張れると個人的に思ってる。

ブログで紹介されてました↓

今夜22時から!|佐藤玲オフィシャルブログ Powered by Ameba

f:id:go_up_the_night:20160822204314j:plain

ジャケットの裏。

子モニャと若かりし頃って設定の佐藤玲ちゃん。

リリース前のプロモーションのラジオでジャケットの裏は小さいころのモニャモニャですってメンバーの話を聞いてから本当に見るのが楽しみでした。

そういう経緯もあって表より裏のほうが好き。

裏から表へのストーリーも大好き。

それから歌詞カードのフォントがすごくおしゃれで!

特に「ギターはアンドロジナス」の部分は片仮名ばかりでとっても可愛いです✿

スリーブケースの入り口にいるグラスホッパーくん(?)も遊び心が見えて嬉しくなります😌


で、本題の曲。


1. 醒めない

タイトルチューンでありオープニングトラックのこの曲。

スピッツは今も「醒めていない」という状況と、これからも「醒めない」という宣言が伝わってくる内容。

トランペットも入って正にオープニング、幕開けという雰囲気です。

MVは間奏の部分に実際にインディーズのころにあったエピソードが使われていてフフってなる。

あのシーン大好き。

無人の小さなライブハウスでスピッツが演奏しているんですが、歌詞を読んだり今までの活動を振り返るみるとグッときてしまいます。

頭ん中でロック大陸の物語が 最初ガーンとなったあのメモリー

カリスマの服真似た忘れてしまいたい青い日々

この歌詞は主人公がロックにハマり始めた青春時代を振り返っているんですが、私を含めた十代にとっては今現在のことなんですね。

私個人に限ればガーンとなったのつい2年前だしね。

20〜30年後にこの曲を聴いて、そのときどう響くのか楽しみです。

いや〜それにしてもハイトーンが映える声だとつくづく思いました。

「醒めない」の「さ」と「ガーンと」の「ガ」の伸びよ。

Cメロの転調も好きです。

スピッツのCメロ外れない説に拍車がかかったね。

さらに〜のドラムも好き。


2. みなと

みなとの回のMステ見てからイントロのタッタッタッタタラ-(伝われ)を聴くと笑っちゃう病気にかかりました、しんどいです。

この曲は先行シングルなんですが、シングルとして単体で聴いたときとアルバムの収録曲としてアルバムを通して聴いたときでは印象がかなり変わりました。

シングルだと地味(ごめんね)だと思ったけどアルバムで聴くと強い曲だね!

このアルバムの核である「死と再生」を、最も強く感じることのできる曲の内の一つです。

物悲しさや哀愁をそこはかとなく漂わせている曲ですが、強さや希望も小さく、だけど確実にある。

そういう点では小さな生き物収録曲と似てると思います。

実際前作に入ってても違和感はないんじゃないんでしょうか?

曲の構成は一番は静かに進むんですが、二番でドラムを普通に叩き始めて一気に強いバンドサウンドになるんですね。

ああいう構成めちゃくちゃ好き。

MVの四人が横並びで演奏してるシーンがとっても好きです。

それから「いつしか優しくなるユニバース」「謎の光思い出す」のベース、最&高。


3. 子グマ!子グマ!

タイトルが発表されたときに物議を醸してましたね。

ルナルナとか君と暮らせたらみたいな可愛い系の曲を想像していたのですが、そんなことはなくてかっこいい系の曲です。

ドラムが乾いた感じで強いからか、余計かっこよさを感じます。

かっこいいけどポップな要素もたくさん詰まっていてなんか変な曲(褒めてる。褒めまくってる)。

最初聴いたときめちゃくちゃびっくりしました。

特にCメロ(で合ってるのか?)。

ライブだとお客さんも歌うパターンですね。

参戦する場合は歌詞覚えて行きましょう😌

ギターソロがめちゃくちゃかっこいい。

ギターソロのリードギターとリズムギターの掛け合いもかっこいい。

この曲の生で聴きたいポイントNo.1たぶんそこ。

歌詞はモニャモニャ(的な存在)からずっと一緒にいた人間に向けてのメッセージだと勝手に思い込んでる。

ROCKIN'ON JAPAN読むまでは娘を送り出す父親の心情を歌ったものとしか思えなかった☺

私も中華まん半分こにしてフフって笑いあいたい。


4. コメット

日曜ドラマHOPEのエンディングテーマです。

これシングルで出せばよかったのに、と強く思う。

ラスサビ直前の迫り来る感じが好き。

優しくて強い曲。

声が控えめに言って最高です。

シルクみたいにつややかで優しいのに、この世の汚いことも全部包み込んでくれるような強さも持ってて本当に最高です。

ていうかこの曲アコギじゃないってマジなの?

何回聴いても信じれない。


5. ナサケモノ

歌詞カードを見るまでナサケモノ=情け者と思ってました。

これを恋というのなら 情けない獣さ

目からウロコ!情けない獣!

そうか、そう来たか〜👀みたいな。

他の部分の歌詞は割と重め。多分。

でもそんなこと感じさせないぐらいかわいい。

ファックスみたいな音とかクリックみたいな音とかムーミンキッチンタイマーとか変な音がいっぱい入ってて楽しいです。

そこらへんライブでどうするんだろ。

Bメロのメロディがめちゃくちゃ好きです。

スピッツのBメロ外れない説はあんまり言われないけど一人で勝手に思ってます😊


6. グリーン

この曲すっごい好き。

王道ギターポップ。(だよね?)

若々しさとか瑞々しさとか初々しさとか、爽やか系の表現がこの曲には似合う。

今作で一番10代にオススメしたい曲。

この曲を一言で表すなら「青春」かなあ。

冒頭の文も読んでくれた人は青春って青いじゃん!って思うかもしれないけれど、この曲は青じゃなくて緑なんだよね。

若葉とか新緑を思わせられる。

グリーンだから当たり前なのかもしれないけど。

疾走感がかなりある曲。

ギターソロとか疾走感の極み。

歌詞はちゃんと(?)あまのじゃくで安心する。

コピペで作られた流行りの愛の歌
お約束の上だけで楽しめる遊戯
唾吐いてみんなが大好きなもの好きになれなかった
可哀想かい?

珍しくど直球の皮肉。

ドキっと&スカっとしました。

それから「コピペ」って時代がわかる言葉だよね。

そういう点でも珍しい。

あ〜〜〜私もときめきに溺れたい〜〜〜。


7. SJ

イントロ(?)のジャーンでギター歪んでるなーと思った。

実際はどうなのかわかんないけど。

バラードはバラードなんだけど、楓や冷たい頬みたいなど直球のバラードじゃなくてロックなバラード。

この曲は「醒めない」と同じくこれからのことを宣言してる曲。

大サビの高音でひょえーってなること請け合い。


8. ハチの針

最初聴いたときめちゃくちゃびっくりしました(2回目)

Aメロがかなりロックでかっこいいのに対してサビはポップな仕上がり。

サビの1フレーズ目と2フレーズ目の間の演奏(伝われ)で扉が開ける感じする。

「ゲンゴロウ」の部分のギターがとってもキュート。

「虹よりさらに鮮やかに」は「ぬるい海に溶ける月絡まるタコの足」とか「待ち伏せた夢のほとり 驚いた君の瞳」と同じぐらい声に出して読みたい。

Cメロはラップ調。

最初聴いたとき心臓止まるぐらいびっくりした。

ていうかびっくりしたどころじゃない。

ビビったと言っても過言じゃない。

ライブだとどうなるのか楽しみ!

なんていうか、槍とかじゃなくて「ハチの針」っていう可愛さも感じられるちょっと弱めなものなのがスピッツらしいなあと思いました。

アウトロのギターのハモリいいよね。


9. モニャモニャ

アルペジオがすごく綺麗。

睡眠導入におすすめ。

スピッツお得意の引きこもりが立ち直る系ソング。

歌詞だけで言えば今作で一番青い曲かも。

悲しさの滲む青かな。

でも完全に悲しさとか病みとか絶望に染まってるわけじゃなくてちょっと希望も見えてる。

ハチの針とは逆のベクトルでライブだとどうなるか気になる😌

10. ガラクタ

先行シングルみなとのカップリング曲。

当時はみなと買った人がみんなガラクタにガーンとなってて笑った。

モニャモニャで睡眠導入してガラクタで叩き起こされるという様式美。

変な音がいっぱいしておもしろいです。

ライブだとどうなるんだろう。

ベースラインうねうね。

歌詞が川谷えのんとベッキーの不倫騒動にしか聞こえないとか聞こえなくないとか。


11. ヒビスクス

もうこの曲大好き!!!!!

大大大好き😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

リリース前にFM802で一回だけ流れて、それを聴けた人は夜を駆けると8823のハーフって表現してて、なにそれ絶対名曲じゃん!って期待と本当かよ…って不安でドキドキしてたんだけどちゃーーーーーんと期待以上のものを届けてくれました😭

素晴らしいです。

控えめに言って最高of最高。

緊迫感漂うピアノイントロから静かに始まってサビで一気に疾走感を出すところがたまりません。

鳥肌ぞわぞわ!!肌バーーーード🐥

「恐れるな 大丈夫 もう恐れるな」
武器も全部捨てて一人 着地した

この部分の歌詞が最初聴いたとき引っかかって。

なんか既視感あるなーって思ったらこれでした。

武器を捨てて僕はここにいる
まぶたの内側で生きている

恋は夕暮れの一節です。

ここから深読みの極み雑記なので注意してください。

どちらも「武器を捨てて」いるんですが、どうして武器を捨てているのかが全く違う気がして。

ヒビスクスはちゃんと自立できるようになった成長や、自分で自分の大切な物を守る力を手に入れた「強さ」を感じるんです。

対して恋は夕暮れは武器を捨てるという行為から逃避したい・するという考えが見える…と思い込んでるので強さを感じないんですね。

言い換えればヒビスクスは武器が必要ない強さを手に入れたから、自分の意志で武器を手放した。

恋は夕暮れは現実を離れて妄想世界に飛び込むから武器を捨てた。

深読みに過ぎないんですけど、現実と向き合うぐらい強くなったんだなって考えると嬉しさと寂しさで泣きたくなりますね。

まあ泣かないけどね。

でね、この曲フォレスターのCMタイアップなんですね。

選曲した人のセンスはこれ以上にないくらい信用できるんだけど!だけど!

この曲は何も知らないまっさらな状態で聴きたかった…😭

それだけがもったいない。

もしこの文章読んで聴いてみよ!って思った人はCM見たり視聴せずにいきなり頭から聴いてね。


12. ブチ

押韻が気持ちいい。

スピッツの全曲でもトップクラスの気持ちよさ。

かわいい。

君と暮らせたらとは違う可愛さ。

最後のカウントしてもう一回演奏が始まるところ、ライブだと盛り上がるだろうなあ。

あとライブだと、ドラムセットの周辺にフロントの三人が集まってジャガジャガジャガジャガッ…ジャーンドドンって終わり方する曲多いけどCD音源がこのタイプって初めてじゃない?

去年のゴースカで披露してた曲なことはその部分と関係あるのかな?



13. 雪風

シングルとして単体で聴いたときはかなり地味な印象だったけど、アルバムに入ると強さを感じました。

え、みなとと同じことしか言ってない?

それもそうかもしれない。

この曲、みなとのアンサーソングというか二曲で一組的な繋がりがあると思うんです。

みなとが死者を送り出す此岸側の人間が歌うレクイエムで、雪風は送り出される死者からのメッセージ。

サビ結構高音続きなんだなー。

いつまでもキー下げずに歌ってくれますように。

間奏のウー、ライブだとどうなるんだろう。

今回のアルバム、珍しいこととか新しいこといっぱいやってるよね。

そういう現状に満足せず進化し続ける姿勢、嬉しいし頼もしいです。

Aメロで終わるから余韻が残って現実世界に戻れない。


14. こんにちは

アルバムの締めの曲なんですけど終わりって雰囲気はないです。

またここから始めていこうみたいな。

2分20秒と短いこともあり、すごく若々しくて青い印象を受ける。

インディーズのころやってた曲をセルフカバーしました!って言われても信じる。

心に生えた足〜の直前のキュイーンに心を撃たれた。

それからこの曲、みなと-雪風と同じように醒めないと繋がってるんですね。

覚えていてくれたのかい?
嬉しくて上ばっか見ちゃうよ

また会えるとは思いもしなかった
元気かはわからんけど生きてたね
ひとまず出た言葉は「こんにちは」
近づくそのスマイルも憎らしく

ここ会話になってるように聴こえる。


醒めないを一曲目から再生していってこんにちはを聴いてると、絶対もう一周したくなるんです。

それはただ単に名盤ってことも大前提としてあるんだけど、1曲目の醒めないと14曲目のこんにちはのしわざだと考えています。

こんにちはの後で醒めないを聴いても全く違和感がないんですよ。

例えばサンシャインのあとにたまご、けもの道のあとに夜を駆けるを聴くとアルバムとして崩壊するでしょ?

え、しない?そしたら無粋なこと言ってごめん。

でも醒めないに限れば崩壊しないの。

それはこんにちはが醒めないと繋がりを持っているうえに「始まりの曲」という一面も持ってるからだと思うんだけど。

それにこんにちは、短いから飢餓感が煽られるんですね。

うん。

この醒めないというアルバムは私がスピッツファンになって初めてリアルタイムでリリースされるアルバムだったんです。

前日なんかは緊張と多くの期待と少しの不安で胸がいっぱいでした。

でも聴いてみたらびっくり&安心。

何も不安になることはありませんでした!

私お墨付きの(???!!?)名盤です。

スピッツの歴史の中でも重要な意味を盛持った1枚になると思います。

ほんとに心の底から買ってよかったと言えます!

ありがとうスピッツ

これからもたくさんのオリジナルアルバムが聴けるといいな。

醒めない(通常盤)

醒めない(通常盤)

ここまで読んでくれてありがとう。

夏に聴きたいスピッツの名曲10選


スピッツ、夏曲めちゃくちゃ多いです。


スピッツ=春のイメージを抱いてる人も少なくないと思うけどたぶん春曲より夏曲のほうが多い。


たぶんだけど。


爽やか系からロックな曲まで入れるようにした!(つもり)


ということで選りすぐりの!!!独断と偏見で選んだ!!10曲聴いてみてください!



1.青い車 (空の飛び方)

スピッツ / 青い車 - YouTube

夏の始まり特有の爽やかさをまるごと閉じ込めた一曲。


とりあえず爽やか。


心の落書きも踊りだしちゃうぐらい爽やか。


イントロから爽やか。瑞々しい。


この曲を聴きながら海辺をドライブしたい。


アルバムバージョンだとサビにコーラスが入ってたりと微妙に違うのでそちらも聴いてみてください🙆



2.春夏ロケット (色色衣)

こちらも夏のはじめに聴きたいナンバー。


と言っても「青い車」とは方向性は全く違う。


青い車が初夏の爽やかさ全開ソングだったら、春夏ロケットは夏がやってくるぜうぇーーーい↑↑って感じ。


テンションアゲアゲ系。


狂った火花で飛ばしたくなるね!!


7月にヘビロテして夏休みに向けて気分を盛り上げるのがおすすめ。



3.渚 (インディゴ地平線)

スピッツ / 渚 - YouTube

渚。


スピッツの夏歌といえばこれじゃないでしょうか。


本当に完成度が高くて完璧な名曲。


朝の満員電車でもこの曲聴けば違う世界にワープできるぐらいの力を持ってる。


たっぷりの多幸感、これでもかという爽やかさ、少しの切なさが存分に詰まってる。


リズム隊、特にドラムが活躍してます。


1サビ終わりから入ってくるドラムの効果はすごいよ、本当に。


一気に視界が開ける。


アルバムバージョンだとイントロが違うので聴いてみて!!!!


ちなみに私はアルバムバージョンのほうが好き。



4.プール (名前をつけてやる)

初期の名曲。


ゆったりしたメロディに脳が溶けそうになる。


名前をつけてやる収録曲の中で一番人気じゃないかな?


わからんけど。


お盆前後のよく晴れた日の午後にサイダーでも飲みながらこの曲を聴きたい。


嘘です炭酸飲めません。


夏の日ののんびりした午後が似合う曲第一位。



5.海とピンク (スピッツ)

可愛らしくて、でもちょっと(かなり?)変態チックなスピッツらしい曲。


ノリがよくて短めで聴いててとっても楽しい。


間奏は4つの楽器がそれぞれすごくはっきり聴こえるのでそれもまた楽しい。


スキャットの部分の絶妙な気だるさが夏っぽいな〜。


車中で口ずさみながら聴きたい。



6.ハニーハニー (惑星のかけら)

私にとって夏の夜をイメージさせる曲。


風も吹かない暑い夏の夜に2人だけで「遊んでる」イメージ。



可愛い曲だけど演奏はかなりかっこいいです。


かっこかわいいというやつ。たぶん。


朝一で聴くのも気合入っていい◎



7.サンシャイン (空の飛び方)

この曲を聴くとすごく寂しく、切なくなる。


「サンシャイン」と明るそうなタイトルがついてるけれど寂しい夕暮れ時が似合うんだよね。


この曲の持つ切なさ、ほの暗さ、物寂しさが夏の終わりにぴったり。


8月下旬の夕方に真っ赤な太陽を見ながらこの曲聴いたらたぶん泣いちゃう。



8.アパート (惑星のかけら)

曲調で言えばプールと同じような感じ。


ただ、プールが多幸感にあふれているのに対し、アパートはかなり暗め。


歌詞は青い車とは違うベクトルで怖い。


狂気がにじみ出てるけれどどうしても切ないし寂しい。


渚が綺麗なキラキラした青だとしたらこの曲は物寂しい青。


でもどちらも透明度は高い。


夏の午後に聴いて感傷に浸るのがおすすめ。



9.ホタル (ハヤブサ)

スピッツ / ホタル - YouTube

ハヤブサ自体が暑い暑い夏の夜に聴きたいアルバムなんだけど、ホタルはその中でも極めて夏の夜が似合う一曲。


すごく艶っぽいのに女々しさや切なさも持ち合わせる二面性。


一瞬で過ぎ去ってしまう夏の、幻にも似た儚さも感じられる。


ハイトーンが映える曲。


夏の夜更しのお供にどうぞ。



10.夏が終わる (Crispy!)

甲子園が終わったらこの曲を聴きましょう。


夏の終わりに似合う曲ランキング永遠の1位です。


過ぎ去る夏の寂しさと風に交じる秋の匂いを感じさせる曲。


否が応でもノスタルジックな気持ちななってしまう。




いかがだったでしょうか?


涙がキラリ☆夏の魔物、甘ったれクリーチャー、放浪カモメはどこまでも、今、ラズベリー、不死身のビーナス、船乗りその他諸々も紹介したかった…!!


スピッツには夏の名曲いっぱいあるんで海へのドライブのお供にでもしてください。


よろしくお願いしまーす☺